陰陽五行思想とは...
<陰陽説>
この世のすべての事象(森羅万象)は、陰と陽2つのエネルギーで構成されていて、
「光と闇」「昼と夜」「男と女」などが、陰陽説に当てはまります。
<五行説>
自然界に存在する5つの要素(木・火・土・金・水)が、
この世(宇宙)の万物を構成し、成り立っているという考え(思想・哲学)
ゆえに、秩序・均衡が保たれているという考え方、思想、哲学が
陰陽五行思想・陰陽五行論です。
5つの要素は、相生相剋 (そうしょうそうこく)し、互いに影響を与え合い循環すると考える。
相生(そうせい)=相手を生み出していく関係
相剋(そうこく)=相手を鍛えていく関係
相生(強める)相剋(弱める)の作用を利用して、
弱すぎる部分は強くし、強すぎる部分は弱くし・・・と、
バランスを取りながら改善改良していくことができるということから、
陰陽五行説は、占いや東洋医学などで用いられています。
この陰陽・5つの要素で出来たのが「十干(じっかん)」
虹色道子の公式LINE登録特典でお伝えしている「エレメント」です☆彡
「十干(じっかん)」と「干支(えと)」を組み合わせたものが「干支(かんし)」
2022年ならば
十干(じっかん)=壬(じんすい)
干支(えと)=寅(とら)
年干支(ねんかんし)=壬寅(じんのとらどし)
十干は、10種類(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)
十二支が、12種類(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)
十干と十二支の組み合せなので、
必然的に10と12の差「2つ」できてしまいます。
ゆえに、十干と十二支の組み合わせは「60通り」になる。
これが「六十花甲子(ろくじゅっかこうし)」で、
「2つの差」が、天中殺にあたる「2年」「2ヶ月」ということになります。
ちなみに「還暦」は、
60個の干支(かんし)が1周しました、という年で、
また元に戻る、生まれたてに戻るということ。
(赤ちゃんの赤いものを身につけて祝う)
60の干支(かんし)を経験してきたのですから、
もう一度その道を歩む時には
「あのときには、失敗したから、今度は、こちらを選ぼう」
「あのときには、心残りがあるから、今度こそ」
などなど
これまでの60年を振り返って、どうだったか?
どう生きたら、次は上手くいきそうか?
今度こそ!とか、これまでに感謝して己を知って生きる事ができます。
が、もう一度60年を生きることは120歳になりますから、
60歳からは、残りいくつの「干支(かんし)」が巡ってくるのか、
一つ一つ1年1年を、味わって生きたいですね☆彡
2020-01-31の記事
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