私が、算命学を学び始めた頃
先生から「どの星が好きですか?欲しい星は、ありますか?」
と聞かれたことがありました。
それまで学んだ中から、自分には無い星に、とても魅力を感じていて
その星を持つ人は、いいなぁ・・・と、いつも羨ましく思っていたので
即答で「◎◎星と、◎◎星です!」と答えました。
【十大主星(じゅうだいしゅせい)】
貫索星★石門星(守備本能)
鳳閣星★調舒星(伝達本能)
禄存星★司禄星(引力本能)
車騎星★牽牛星(攻撃本能)
龍高星★玉堂星(習得本能)
【十二大従星(じゅうにだいじゅうせい)】
天報星★天印星★天貴星
天恍星★天南星★天禄星★天将星
天堂星★天胡星★天極星★天庫星★天馳星
どの星にも陰陽があって、良い面も悪い面もある。
だからといって「その星はダメ」とかではないですので、誤解無きように。
私は、自分の星の悪い面ばかりが気になっていました・・・
でも、悪い面に気をつけて、良い面にクローズアップしていくと
なんだか、とても自分の言動に自信が持てたこともあります。
しかし、良い面だけの上っ面だけを捉えていては、
全く自分のものにならないとも感じます。
どんなときに、どの星を動かすか
どんなときに、どの星が鍛えられているのか
そんなことを意識していると、自分という大きなロボットに入って操縦している気にもなって
星を知るだけでも、大分と生きやすくなると思います☆彡
そして、算命学を学び始めて数年が経ち
また先生から「どの星が好きですか?どの星が欲しいですか?」
と聞かれました。
そのとき、ちょっと迷ったし、なにも浮かばなくて
「うーーーーん・・・」と唸って
ごくごく自然に自分の口からスッと
「私、自分の星が、案外と好きなんだなって、今、思いました。」
と答えました。
初めて、そんな言葉を口にしたので
「あ、私、自分の星を、好きになってるんだ。」
ということに気付きました。
それにも軽く衝撃を受けたけれど
その日の帰り道
ジワジワと
「私、自分の星、好き・・・」
「私、自分の星、全部好き!」
ジワジワジワジワきて
数日経てば経つほど自信に変わって
「私、自分の星が、大好きでーす!」って、大きな声で叫びたかったです。笑
まぁ、これ以上は、すごく安っぽい文章になりそうなので
この感覚は、自分だけのものにしておきます♡
人のもつ星が羨ましかったり、
人のもつ宿命に憧れたりしていた自分が、こんな感覚になるってことは、
自分を受け入れられてるってことだなって、嬉しかったんですよね。
あの星があれば、こんな人間になれていた気がする・・・
あんな宿命があれば、もっと良い人生だったかもしれない・・・
そんなふうに思っていた自分も忘れたくないし、
今は、そういった気持ちがなくなった自分を、褒めてあげたいです。笑
最近、算命学のお勉強を始められたという人から
「戌亥天中殺だと言うと、みんなちょっと笑うんです・・・」
という話を聞きました。
どの天中殺グループが良い悪いなんてないし
「ちょっと笑う」その人たちは、せっかく算命学を学んでいるのに
なにも得ていないのと同じではないかなと思うのですよ、道子は。
どの星も、どの天中殺グループにも
良い面、悪い面があって当たり前☆彡
この世の全ては陰と陽
なのですから。
持たされた星や宿命を
どんな塩梅で使っていくか・・・なのですからね。
みなさんは、自分の星、好きですか?
ちゃんと使えていますか?
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