ご相談者さんから良く聞く言葉は
「だから迷っちゃうんです・・・」
「ずっと悩んでいるんです・・・」
この「悩む」と「迷う」は、ご相談の中では必ずでてくるフレーズです。
「悩む」「迷う」
だから
占いなどで、ちょっと背中を押してもらったり、判断材料にしたりするわけですから
当然のフレーズです♡
先日のご相談でもありまして、
お話ししているうちに、ふと思うことがあったので、
今日は、そんなことを綴ってみようと思います。
【迷う】
心が定まらず揺れ動く状態。
決断が鈍り、どうして良いか分からずに心が混乱している状態。
進むべき道や方向が分からなくなること。
区別がつかなくなり、あちこちへ行ったり来たりする。
【悩む】
解決の方法が見いだせずに心を痛め、思いわずらう。
対応や処理が難しく、苦しみ、困る。
迷ったり悩んだりすることって
同じことだと思ってしまいがちだけど
全く違うモノだということを、ちょっと意識すると
心の調整に役立つかなと思います♡
私は、
迷うことがあっても
悩むことが無いんですよね。
「悩む」とは?
というくらいに、悩むこととは無縁だなと思うわけですが、
「迷うこと」は、いくらでもあります。
例えば
電化製品を買いに行って、色々見ていたら迷い始めるとか
これ!って決めていたのに、店員さんに「こっちのお色もありますよ」と言われて、急に迷い始めるとか。
小さなな事で言えば、
行くか行かないかで迷ったり、
資料を作りながら、どっちの言葉のほうが聞きやすいかな・・・と迷ったり。
でも、それも数秒くらいです。
迷い始めても、数秒で結末(解決)へ向かっています。
考えていても仕方ないので
「じゃあ、どうしようかな?」
と思考を動かし始めたら
あとは「良いと思う方向は、どっちかな?」と、その方向へ自分の心を置けば答えは見えてくる。
といった具合です。
例えば
電化製品が壊れたから買いに行ったわけで
色々見ていたら迷い始めたけど
どのみち買うと決めていたんだから、迷っていたって買わないといけないのだから買うわけで、
ならば迷っている理由を整理して
「これくらいの金額でと思っていた」
「こんな色が良いなと思っていた」
「この機能はいらなくて、この機能が欲しかった」
とかね、
そもそもの基本に立ち返れば
「こっちにしよう!」
と決めることができます。
迷っていたって明日また同じことで迷うなら
それは「いらない」ってことだと思うしね。
必要な事ならば迷っている余地は、無いわけですから。
この迷いを、ずっと続けると
悩みになるのかなと思います。
2つのことで迷っている先の1つの答えを出したくない、または、出しづらいことが、
悩みに繋がっていくのだなと思います。
ここで思い出すのが
「一極二元論」
買う買わないも、陰と陽
行くも行かないも、陰と陽
陰と陽があるから、迷うんですよね。
行く行かない
買う買わない
そのメリット・デメリットも、陰と陽
2つの方向性・・・
分かれ道のような所に立たされて
陰と陽の狭間で悩むのだから
「極(1つの答え)」は、なんだったか・・・
「そもそも」を思い出せば、迷いは、意外とアッサリと簡単に導けるものです☆彡
ただし、答えは見えたが
方法が分からないとか、
人の目や家族の意見などに、また迷わされるのであって
自分の「極」は、分かっているはずですから、
臆することなく、そこを目指せばいいんですよ☆彡
迷いをこじらせるから悩みになる・・・
悩みが続く時間は、苦しいだろうなと思います・・・
先が見えないし、どこを目指していいのかも分からない・・・
今は、悩みとは無縁の私ですが
記憶を辿っていけば、
深く深く悩んで悩んで
毎日毎日苦しくて、
何をどうしたら良いのか分からなくて
相談する人もいなかったし
どう相談したらいいのかも分からなかったし
そんな年月も、ありましたよ・・・。
だから「悩むこと」が全く分からないわけではないです。
むしろ、分かりすぎるほど、分かります。
でも、やっぱり
苦しみながらも「極(1つの答え)」は、心のどこかに抱いていたなと思います。
「自分は、どうしたいのか」
「自分は、どうなりたいのか」
そこは、ほぼブレずに進んで来られたかなと思っています。
自分の性質に「切り替えの速さ」や「潔さ」
そんな特徴があることを学んでからは、
これは、ありがたい性質だなと
「神様からのギフト」って、こういうことかと思ったりもしましたよ。
ムチャクチャな人生でしたし、今もそうかもしれないけど
そんな人生を生き抜くには、それくらいの切り替えの速さが無ければ、
とっくに病んで病んでズタボロですから。
良いところ、悪いところ
それぞれ神様は、平等に与えてくださってるということですね・・・
つくづく・・・。
生まれもった性質で、迷いが悩みに変わりやすい人もいるし
切り替えが上手くできない性質もある。
ずっとずっと立ち止まってしまう魂もあるし
ずっとずっと引きずってしまう魂もあるわけで
そういった性質を与えられたということは、なにか意味があるのか・・・
意味を見出そうとしなくても
そういう自分なんだと受け入れられると、また生きやすくなりますね☆彡
「迷い」が続くと「悩み」に変わる。
けれど、答えは「極(1つ)」
もとは1つだった道筋を
いくつかの道で迷い始めるわけだから
迷い始めたら
行き交う心の先を
1つにしてみてくださいね。
こういったことは、癖付けですから
少しずつ意識してみると良いと思います☆彡
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