ほめて!ほめて!ほめる!

息子がオンライン授業で、お金の勉強をしていました。


今はチンプンカンプンでも、いつかは銭勘定が出来るようになるのだから

人間の脳ミソって、凄いな~!と感心します。


それと、オンライン授業を見ていると

子供たちの発言力の高さと、先生方の受け入れ方が、

昔の「右に倣え」ではなくなってきていることにも

驚きと、感動です!


昔のままの頭や感覚では、時代に取り残されますね。

子供たちからは、学ぶことばかりです。



この「お金の勉強」を見ながら思い出す感覚がありまして、

ブログにしたいなと思いました。




「勉強する」ということに対して

そもそもの「向き不向き」「得手不得手」もあるだろうけれど


今この「まっさらな脳ミソ」

今まさに「楽しい」「楽しくない」という感覚が植え込まれているのだから、


子供への声掛けが、

後々を左右させる・・・!


ということ・・・



勉強だけじゃなくても、

「ついつい子供に強く怒ってしまう・・・」

「怒り始めると止まらなくなってしまう自分に自己嫌悪・・・」

というご相談、少なくないです。


怒りそうになったとき

数秒、自分の心と向き合って欲しいなと思います。


その怒り、本当に、必要ですか?


命式に刑がある人は、ちょっと大変だと思うけど

子供にガミガミ怒ったり

自分の怒りをぶつけることは、子供の人生に、多少なりとも影響しますから

ちょっと自分なりの対処法を、探ってみて欲しいなと思います♡




なんで分からないの!?
もーーー!間違ってるよ!
違うでしょ!


イライラガミガミ言われては、

ま~ったく頭に入らないですよね(汗


仕事中に上司からガミガミ怒鳴られたら、仕事なんて一生懸命できないですよね・・・

それと同じ、大人も子供も同じです。


親(大人)が一生懸命に勉強を教えようとしていること、

怒鳴らなくても、イライラしている「親の圧」は、子供にしっかり伝わりますからね(汗・汗


最初は「優しく教えよう」と思っていても

ついついヒートアップしてくるあるあるですね(汗・汗・汗


私の母親も、そうでした。(笑


母親のイライラガミガミ

大きな大きな定規を右手に抱えて

間違えると太ももをビシャンと叩かれる。


もう、本当に、勉強の時間が苦痛で、

母親の圧に、ま~~~ったく頭が動かない(泣



常に生きた心地がしないような状態で、どうやって集中しろと言うのだ・・・


怒れば怒るほど

怒鳴れば怒鳴るほど

子供の耳と脳は、シャットアウト。

逆効果です。



高校生になったころ、

母親が私の勉強をみることは、もうなくなっていたので

学校の授業だけでも、スルスルと頭に入ってきて


問題が分かること、解けることが物凄く気持ち良くて

最下位のクラスからトップのクラスに上がることができました。


生き生きと学ぶことを楽しめた3年間だったな。




そんな環境でも、子供のころから好きだったのが

「銭勘定(計算)」


私のことを唯一可愛がってくれた叔父夫婦が

いつも会うたびに

「道子は、計算が早いな~!」

「お前は、銭勘定がうまいぞ!」

「道子が来てくれると儲かるんだよ!」

そんなふうに言ってニコニコ喜んで、大袈裟に褒めてくれました。


それが嬉しくて嬉しくて

私も得意になって計算しました。


叔父たちが褒めてくれたり喜んでくれることが

私の自信だった。


家では「貧乏神」と言われていたけど

叔父たちは私のことを「福の神」と言って、喜んでくれた。



子供は、褒めて!褒めて!褒めるものだ!

才能は、伸ばすのもじゃない!潰さないことだ!


叔父夫婦の御蔭で、そう実感しています。

そして、本当にそうなのだと、これまでの人生の中でも強く感じています。


子供は、親(大人)の顔色を良く見ています。

怒られるかな?
という顔色も見るし
喜んでくれるかな?
という顔色も、見ていますよね。




こうした経験から私は、とくに勉強に関しては

「怒らない」「イライラしない」
「ガミガミ言っても逆効果」
「答えは先に教えても問題ない」

そう確信しています。



子供は、分からないことを学んでいるのだから、分からないんですよ。
大人は、知っているから「こんな簡単な事」って思ってしまうのが、そもそもの間違い。



子供が、いつどこで何をキッカケに

勉強や芸術などに興味を持って開眼するかは、

極論、何歳からでも開眼する!と思っています。


実際、何歳からだって、勉強や趣味を追及することは、出来るのだから。



もっと学んでみたい

もっと上手くなりたい


楽しい

嬉しい


これだけは誰にも負けない

これだけは自信ある


そう、なにか1つでも「自信があること」に出会えることは、

生きる喜びに繋がりますよね♡



いくつもの経験・体験・体感

そして褒めてもらえたこと、認めてもらえたことが自信になって


「これ楽しい!」「これ好き!というものが、

中学生くらいになると明確になってきますね。


それまでは、大人(親)が焦らず
急いで成長させようとしないで
なんでも褒めて褒めて褒める!


褒めることが上手くできない場合は、

せめて

「否定しないこと」

ですね☆彡




なかには、どんなに褒められても、認めてもらっても

永遠の不満足を抱える魂もありますから、それは、また別の話・・・



大人だって、褒めてもらったり喜んでもらうことって、気持ちが良いし

怒鳴られたり、否定しまくられたら、心折れちゃうじゃないですか・・・


子供だって、赤ちゃんだって

それと全く同じことです。



そもそも、どうでしょうか?

みなさんは、

人を褒めること、できますか?


身近な人、お店の店員さん

家族や友人、あの人この人に対して

「ありがとう」の感謝ではなく「褒めること」


「褒める言葉」を口に出して言うこと

できますか?

できていますか?

虹色道子

タマシイに喜びを ココロ軽やかに その行く道を虹色に