魔法の言葉をください

「魔法の言葉があったらいいんだけど・・・」


以前、リピーターさんに言われた言葉で

忘れられない言葉でもあります。


怒らなくなる魔法の言葉

子供たちに厳しくしないようになる魔法の言葉

自分のイライラを止める魔法の言葉


「自分では、もうどうにも自分を止められない」

そんなニュアンスだったかな。


あのときの私は、いくつかの提案をしたけれど

それが完全な解決には繋がるとは思っていないし

何一つ「魔法の言葉」には、なっていなかったかもしれない。


アンガーマネージメントでもすれば良かった!?

いやいや、きっと、そういうことではないのよね。


例えば宿命に「刑」や「沖」があると

どうしても厳しい感じになりやすい。

その生まれ持っての宿命を、小手先不だけでガラリと変えられるとは、思えない・・・

いずれ無理が生じるからね。



あのとき、どんな魔法の言葉があれば、良かったのかな・・・


私が、あと10年20年と生きたら「魔法の言葉」を、見つけられるのか・・・

クライアントさんが、10年後20年後に自分で見つけるのか・・・



そんなことを思い出すのは、

大抵、町の中で親が子供に大きな声で怒ったり、

イライラして子供に厳しくあたっているのを見た時です。


この前のお花見ピクニックでも、そんなことがあって

思い出します「魔法の言葉」



お花見しながら、もうそろそろ片付けるかという時間に

お隣の親子さんも、お片づけを始めて。


テントが上手く畳めない様子で

数秒ほどでカッチン!と、お母さんキレちゃった・・・


大きな声で

「もう!!あんたたちがうるさくてイライラして畳めない!!」



ちょ、ホント、怖かった・・・汗


子供ちゃんたちは、ヤバイって感じで

ちょっと怯えたように、姉妹で肩を寄せ合いテントを畳むお母さんを、じっと見ていました。


なんか、自分の小さい頃とも重なるな~(遠い目)なんて思いながら。


うちの子たちも、ビビってしまって

「早くあっちに行きたい」って小声で言いだして。

友達も焦って、私も早く退散しようと、その場を離れました。



まさに「ヒステリー」になったこのお母さんが、

このときどんな気持ちかだったかは、分かりません。


イライラしたんだからイライラしてなにが悪いの!?は!?

なのかもしれないし

あー、また怒っちゃった・・・

なのかもしれないし。


どちらにしても、子供にとって良い状況とは言えないことは、確かかなと思う。

それでも、子供は黙って静かにするしかないんですよね。


そして、その親子関係だって、本当はどんな状況なのかも、分かりません。


もしかしたら、いつもは仲が良いのかもしれないし

いつもは、とっても優しいお母さんかもしれない。


子供たちの方が、よっぽど落ち着いた対処のできる人になるかもしれない。

子供たちが同じようにヒステリックになるかもしれない。




「魔法の言葉」について考えるとき

自分にも置き替えて考えます。


私も、昔は相当なヒステリーだったから!汗

宿命を知って、思い当たることばかりでした・・・


それでも今こうして、そこから抜け出せた(と、思っているけど、自分では。笑)

いわゆる「陽転」させることが出来たんだなって思っています。


じゃあ、その方法は!?だけど・・・


そんなときは、そうだ!環境を整えよう!


なのですが

子育てしている人に対して、

「子育てを辞めてみたらどうですか?」

というのは、ちょっと極端すぎるわけで・・・

(それもありっちゃ、ありだけどね。そういった心の在り方にして肩の力を抜くとかね。)


また、一人一人の魂の特徴もありますから、

「どうやって環境を整えるの?」

「どうしたら魔法にかかることができる?」

それは、簡単にブログだけで伝えることは、難しい。


そして、一瞬で人が変わるってこともないから、

鑑定やカウンセリングでお伝えして、

あとは、時間を掛けて、ご自分と向き合ってもらうしか、ないんですよね~~~~。


自分の命式に「刑」や「沖」の有無を知るだけでも、ちょっと変わるかもしれない☆彡


「沖」があれば、「天剋地沖」になる人もいるだろうし

「刑」があれば「害」が存在する人もいるかも。


そして「沖」があるなら「四正」も気になるところ・・・☆彡


 四正=子・午・酉・卯 

この中の3つが命式に存在して、

月や年運などで残りの1つがくると、4つ揃ってビンゴー!


だけど、命式に3つ揃ってなくても、2つが存在して、

後天運で3つ揃えば「四正」ビンゴー!ってことで

そういったときは、イライラ度がマックスピークで

どうにもこうにも抑えが利かなくなるかも。。。


「四正」は、ハッキリした性質で強い。
少しのズレや曖昧さを、許容しない(できない)。
そして、そうした不調和と戦ってしまう強さがある。 
誠に融通の効かない性質で、しかし自分の正義があるので厄介。
折り目正しすぎるゆえに、人の甘さや怠惰が許せないといことにもなって、
人付き合いが上手くいかないケースも・・・。


こういった四正格の性質は、命式に「四正」が2つでもある場合にも、

同じような、似たような傾向になります。


この「四正格」は「中途半端(妥協)」という部分が無いので

宿命に合った環境や、打ち込めるなにか1つの才能を発揮して大成功するといわれています。



人にも自分にも厳しいので、

その厳しさを、どう活かして使うか・・・ってところかな☆彡



難しい宿命だとか、厳しい宿命だとかも

「自分は、そうなんだな」っていうことを、知ってるか否かで

少し心は軽くなるはずです。


悲観的に捉えるのではなく「自分は、そうなんだな」っていうくらいで良くて、

そうして心境や対応の仕方を変えたり整えていけば良いのだと思います♡



「四正の宿命天剋地沖の身強(天将)とは、関わるな。」

なんて言われても、

じゃあ、一生家に閉じこもって人との交流を断ち、

一人で黙々と何かを研究しながら過ごせば良いのか!?

ってことになっちゃうでしょ?

そんな事は無いから!安心して!


自分を楽にしてあげる方法を、一緒に見つけましょう!


そして、子育ては

妥協や怠惰があるからこそ子供を潰さずにすむこともある。


曖昧さがあって良くて、中途半端でも良いことを知って

明日できることは明日でも良くて

たまには自分も人に甘えてみて

どんどん張りつめた糸を緩めてみて♡


緊張した糸は、緩めてみて初めて

「引っ張りすぎてたんだな」って分かるから。